俺を見ろ
落ち込んでいる間に いつの間にか黒木先輩の番になっていた




「黒木 速人。以上。」




え?



私より短い言葉に驚きを隠せない私
イヤ 私だけではないはず



皆 静まってる



何とか 皆終わった




今から教室に戻って 投票する
結果はその1時間後だ




もう結果がわかってる私は どーでも良くて 発表をサボろうかな~と頭で考えてる




「雪菜。」



「あ・・ 黒木先輩。」




油断してた
もう終わった気でいたから




「私服持って来てねーのか?」



今私が制服だから 他の人は私服だった




「はい。」



なぜか 眉間に皺を寄せる
ん?



もしかして まだ何かあるの?




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