俺を見ろ
門の所で立ち止まって振り返る黒木先輩



私も立ち止まる




「土曜日 空けとけ。」




土曜日



「10時に迎えに来る。」




お姉ちゃんと皆でどこかに行くのかな?





「はい。」





私の返事を聞き 近寄ってくる



え?




私の肩を抱き寄せ 一気に距離が無くなった




驚く私をよそに 近づいて来る顔



このままだと・・・




目を見開いたまま立つ私 後1センチで唇が触れようとした時だった





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