俺を見ろ
一通り見たら 夕方になっていた




ずっと手を繋いでくれる黒木先輩
先輩の手は温かい




「今から俺ん家行こう。」





「え?」




家に行っても良いの?
え?家に行くの?




「お袋がどーしても 雪菜を見たいって言うから。」




「わ・私なんかが行って良いんですか?」





私をじっと見る
う~ん この沈黙が怖い




「行くぞ。」




電車に乗って1駅で降りた




ただでさえ緊張するのに お母さんに会うなんて もっと緊張する




どーしよう・・




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