俺を見ろ
居間に入りお父さんを見て驚いた



かっこいい・・・




美形家族だ




「はじめまして 梅宮 雪菜です。黒木先輩には いつもお世話になっています。」




「速人ー 可愛い子じゃないか。さ~ ご飯にしよう。」




顔を上げたと同時に私の背中をそっと触れ 食台まで誘導してくれる黒木先輩
エスコートってやつですか?




食台には沢山の料理が置かれていた




「美味しそう~。」




ついつい声が出てしまった私



しまった・・自分の家じゃなかった




隣でクスッと笑う黒木先輩



「ま~ 嬉しいわ。口に合うと良いけど。」




「速人が笑うの久しぶりに見たな~。」





え?家でも笑わないの?





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