俺を見ろ
「初めてだな。雪菜から喋るの。」



どきん




握られた手が熱い
心臓がきゅーって締め付けられる




急に握られた手を自分の方へ引っ張った 



トン



顔が黒木先輩の胸に・・・
手を離され肩を抱かれた



とくんとくん



近過ぎる距離に心臓が飛び跳ねる





「あ・あの・・」




キーンコーンカーンコーン



タイミング良くチャイムが鳴った





「さー 行くか。」




「はい。」





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