君が音色
プロローグ


ー…そう。君は何かを隠していた。



何かを忘れようと、忘れようと。




気付いてたんだ。



それでも気付かないフリをした…。





許してなんて言わない。




ただ、もう一度だけあのセリフを言って?





「私、綺麗な音色になりたいな。」






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