あの日、君に伝えたかった
「美味しい!
また夜斗と食べられるなんて、思わなかったよー」
「ボクも幸せです。
こうしてメイさんと一緒にいられるんですから」
私たちは、幸せだ。
凄く凄く・・・幸せだなぁ。
ガチャガチャ・・・!
「「!?」」
この音はっ・・・?
「メイさん、大丈夫です。
ボクに任せてください」
「大丈夫なの・・・?」
「一応ボク、一時期は最高の殺し屋だと言われていたんです。
ボクに会えば、生きられないってね」
凄いな・・・夜斗。
夜斗に任せれば、大丈夫かな?
「メイさんのことはボクが守ります」
私は頷いて、夜斗の胸元に顔をうめた。
夜斗なら・・・大丈夫。