後輩に惚れた先輩~ドS後輩に惚れた弱み~
時は経って、今日から1年生が加わる。
部活見学とか、委員会紹介だとか色々と。
でもあたしにはほぼ関係ない!
なんたって後輩には興味がないから。
Y「マキって図書員だよね?」
「そう!ハル先輩が図書員だから」
Y「もう~..なんて子よw」
「いいでしょ~?これも仲良くなる手なんだからさ!」
Y「知らないからね?図書員にカッコイイ子が来ても!」
「興味ない」
Y「言ったな?w」
ユミコもしつこいな~w
あたしはハル先輩しか眼中にいはないんだって~~
いくらカッコイイ1年がいても、ハル先輩には勝てやしないって!
Y「んで?委員会はともかくサッカー部とかいんじゃない?」
「ハル先輩しか見てません」
Y「こら~マキ!あんたサッカー部のマネージャーでしょー?ちゃんと仕事せい!仕事!」
「仕事はしてるって~~」
そう。
あたしはサッカー部のマネージャー。
これもハル先輩がサッカー部だから!しかもキャプテン!ポジションはミットフィルダーだけどそれでもカッコイイ!!
あの首筋を流れる汗を..どれだけ拭きたいと思ったことか!!←
Y「おら、マキ。変な想像するな」
「してない!!//」
ユミコは鋭い。
痛いとこばっか突いてくるな..
マネージャーだけど、あたしはサッカー部"2年"のマネージャー。
残念ながら3年には用がない..
遠くから見るだけ。
「はぁ~...」
Y「でもさ、マキもそろそろ彼氏くらい作ったら~?w」
「ユミコ..それイヤミ?wユミコは彼氏いるからって!」
Y「違うわw報告?警告?まぁ、お知らせってやつ?面白くないじゃん!」
「って、ユミコ年下年下言いながら彼氏同級生じゃん!」
Y「だって好きなんだもん」
「なんて勝手な...」
ユミコの彼氏は同級生の堀ユウ。
なんか恋愛には興味なさそうな、真面目君。
けど、隠れSで...なんていうか、ギャップ萌え?
ユミコはしたらいし。
あたしにはわかんないけどね。
「まぁ、いいの。あたしにはハル先輩が Y「ハル先輩ハル先輩ってあんた一日に何回言うのよw」
口癖にしてしまいたいくらいあたしも好きなの!