後輩に惚れた先輩~ドS後輩に惚れた弱み~

「はぁ~...なにあの後輩」


?「なに溜息ついてんだよ~」



「あ、リュウちゃん」



R「マキ太郎が珍しい~~」




あたしが中村ジュンの外周の帰りを待ってたら、隣に座ってきた男の子。
2年の時に転校してきた、滝リュウノスケ。


皆リュウちゃんって呼んでるからあたしもそう呼んでる。
そしたらリュウちゃんはあたしのことをなぜか、マキ太郎と呼ぶようになった。



「実はさ~..1年の入部者がいたんだけど...」


R「ふんふん」



.
.
.



あたしは今までの事を全部リュウちゃんに話した。

リュウちゃんはうんうんと何度もうなづいて話を聞いてくれた。



R「そうか~、まぁそいつにもいろいろあるんと思うよ?
俺は知らないけどさ!w」



「だよね?変に他人が入っていくような話じゃないよね?」



R「おう!俺はそう思う!それにさ、俺のマキ太郎になんて態度とってんだ。その1年は」



「あたしがいつリュウちゃんのになったのよー!」



R「冗談冗談wじゃ俺帰るわ。じゃーなー!」



「バイバイ!」




リュウちゃんはポジティブだから話が良いようにまとまる。
まとまったのか..よく分からないけどさ。



そういや、リュウちゃんは部活入ってなかったんだっけ?



?「ねぇ、アンタ」



「はい?」



リュウちゃんと別れてすぐ、女の子に声をかけられる。


振り返りとそこには...



「リュカちゃん?どうしたの?」


RK「アンタに名前呼ばれたくない。さっきリュウと何話してたの」


「あー...後輩について^^;」



リュカちゃん。
滝リュカちゃんはリュウちゃんの双子の妹で、自称リュウの恋人。


双子だけど、リュウちゃんの事が好きっていう噂がある。


リュカちゃんにリュウちゃんと話してたの見られてたんだ..あちゃー。




RK「アンタ次リュウと話してたらただじゃおかないからね?覚えときなさいよ」


「...ごめん...」


RK「じゃ、よろしく」




リュカちゃんって...苦手...^^;




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