そばにいたい!〜二重人格王子とラブ同居⁉︎〜
そばにいられない。
笑顔がみれない。
喋れない。
一緒に帰れない。
…隣にいられない、、。
そんなの…嫌だ…。
なんとか、私がしないと。
「彼女じゃ、ありません。」
「…」
髪の毛をいじりながら、怖い先輩は今も私を睨み続けてる。
でも、ここでひるんじゃだめだ。
「ただの、同居人です。」
「ふーーーん、ただの?」
鋭いその瞳に、
全部見透かされてしまっているようで。
そんなことない、
そう自分に言い聞かせる。