そばにいたい!〜二重人格王子とラブ同居⁉︎〜


また視線を戻すと、そこには…




「あ…。」.


この間、会った、人だ。


どうしてここに…。





「っ…霜野内!行くぞ。」


その人の手を引っ張って結城くんが私の目も見ずにいってしまった。



「ちょっ、りん…?」




少し慌てたような声をしたあの人と…結城くんの背中が遠くなって行くのを、ただボーッと眺めていた…。




また…なんで……。




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