そばにいたい!〜二重人格王子とラブ同居⁉︎〜

「だ、大丈夫…⁇」



渥美くんの体温を測ろうと、額に手を伸ばしたそのときだった。



「天宮さんっ‼︎」



「へっ…?」



突如ホームで響いた私の名前。



だ、だれ…⁉︎



思わず手を引っ込めて、周りをキョロキョロと見渡す。



あ…!



そして見つけたさっきの声の主。




え…



結城くんっ⁉︎




そんな、どうしてここに結城くんが…。




…って、一緒に住んでたんだった。





< 56 / 127 >

この作品をシェア

pagetop