俺様男子のお気に入り。
「何、怠け顔してんだよ。起きろ。」
顔を上げたら西崎が朝から微笑ましい顔で話し掛けてきた。
「誰が怠け顔ですって!?」
「ん?あなたのこと言ってるんですけど。」
はぁあ!?
というか今頃だけど、西崎は私のことを名前ですら呼んだこと無いよね…。
「西崎ってなんで私のことを名前で呼ばないわけ!?」
「はっ?お前は俺の手下だからだよーだ!分かんねーのかよ。気づくの遅っ!」
う…うざい。