俺様男子のお気に入り。














「謝んなくていいよ。次は西崎のことだね。」


















紗笑は立ち上がって歩み寄ってきた。

















「西崎のことをどう思ってる?」
















「ただのクラスメートかな?」















「もう!桃はいつになったら自分の気持ちに正直になるの?」



















本当は気づいてる。















「好き。西崎のことは好きだよ。」


















恥ずかしくて目を逸らして言った。
















「やっぱり。自分の気持ち知ってて、知らないふりしてたんだ。」














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