俺様男子のお気に入り。
「ううん。」
隣の席を確認しても、もう西崎は居なかった。
「なんだよーつまんねぇの。」
本当につまらなさそうな顔をされて困った。
「デートは…する予定。」
「まじで!!いいなぁ。」
そっか…前は好きでもなかった時に命令的な感じで、放課後デートに綺麗な街並みを見せてくれたっけな。
「俺も混ぜて~。」
「ごめんね…」
「まぁ、いいけどな。新しい彼女が出来たし。」
やっぱ、女の子大好き人間は行動を起こすのが早い。