俺様男子のお気に入り。














「お母さんどうした?」


















「誰?この人?見たことない顔。桃か李矢ちゃん知ってる?」
















私は画面を覗き込んだ。

















うわっ。
















最悪…家まで来たの…もう、出るしかないね。


















玄関に行きドアを静かに開けたら西崎聖夜は満面の笑みを浮かべて手を振っていた。


















「何?」
















「逃げたから、追いかけてきた。じゃあ祭り行くぞ!」



















1人で盛り上がられても困るんですけど。











そんな私をお構いなしで歩く。











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