Lie friend ―嘘友―




「言わなくても、いいの。


だけど、いつかは、お互い腹をくくって話せたらいいよね?」



きっと、そんな日は来ない。


だけど。


来る日を信じてる自分もいる。


どっちでも、いいんだけど。


そう言っときながら、気になってる自分もいて。


あぁ、もうホントに矛盾してる。


この感情、どうにかして~~!



「まぁ、ね。


......いつか、は、きっと––––––––。」



話せたらいいね



そう、彼が呟いた。



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