四角いジャングル
などと覚悟を決める間もなく。

「8番、以上だ」

藤原はあっさりと合格者の番号を読み上げた。

たった一人、それが今回の入門テストの合格者。

そして8番は。

「……!」

大谷の身に付けているゼッケン番号でもあった。

ニュージャパンプロレスリングの入門テスト合格。

今日から大谷は、この団体のレスラーとなる。

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