学生結婚しちゃいました


家に帰り、シャワーを浴びると、疲れている身体をベッドに横たえた。


疲れているはずなのに、全く寝付くことが出来なくて、ゴロンと寝返りをうつと、ちょうど携帯が鳴りだした。



【洋二】



洋二か…。

しばらく画面を見つめた後、通話状態にする。



「もしもし。」


『理玖…。お前…大丈夫か?』


心配そうな洋二の声。


「……大丈夫。」


『全然大丈夫そうじゃないけど…?』


「・・・・。」


『ちなみにマンションの前に居るから、オートロック解除してくんない?』


「はっっ??」



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