学生結婚しちゃいました
「/////////理玖くんっっ??」
私の呼びかけに、理玖くんは答えず、更に強く抱きしめた。
「……陽菜…。本当にゴメン。
迎えに行くの…かなり…遅くなった。
不安だったよな…?」
理玖くんの声が耳元で聞こえる。
いつもの優しい声とは違う、不安げな声だった。
「凄く…凄く…不安だったよ…。」
私の言葉を聞き、理玖くんが抱きしめている腕を緩め、私を理玖くんの方に向き直らせる。