学生結婚しちゃいました
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俺がそこまで話し終えると、陽菜は食って掛かるように、俺の腕を掴んできた。
「それで??葵さんのワガママって何っっ??」
「いってぇぇ~~!陽菜の爪が俺の腕にめり込んでる!!」
俺が苦痛に顔を歪めると、陽菜が慌ててパッと手を離した。
「葵さんのワガママって何?
『最後にするからキスして?』とか?
もしかして『最後にするからエッチしよう?』とか???
……きっと理玖くんも…あのオッパイ見たら、我慢できなくなっちゃうんだ…」
葵が勝手に妄想してる姿を見て、笑いが込み上げてきた。
「何で勝手に妄想して、勝手に落ちてるんだよ。
そんなんじゃね~よ。」
「じゃあ何?」
「最後にするから、陽菜と俺と葵の三人で話をさせてって。」
俺の言葉に
「ふぇぇっっ??」
と陽菜は、何とも気の抜けた声を上げた。