学生結婚しちゃいました
理玖くんの心から喜んでくれている様子を見ると、私も自然と笑顔になる。
私も理玖くんの背中に手を回し、ギュッと抱きしめ返した。
「私も……凄く凄く嬉しい!!」
私の言葉を聞いて、理玖くんが私をお姫様抱っこでヒョイッと抱きかかえた。
「~~~~~~っっ!!」
そのままリビングのソファーに連れて行かれ、ソッと座らせてくれた。
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理玖くんがソファーの前のテーブルに、二人分のティーカップを乗せてくれる。
「カフェインはダメだから、今日はハーブティーね。」
「ありがとう。」