学生結婚しちゃいました
二人でテーブルの前に座り、手を併せて
「「いただきます」」
と言って、ご飯を食べだす。
味噌汁をすすりながら、胃の辺りが温かくなると、さっきまでの緊張が少しおさまってきた。
「美味しい~♡少し落ち着いてきたよ。
理玖くんアリガトウ!」
私が微笑むと、理玖くんも笑顔で微笑み返してくれる。
「今まで頑張って来たんだから、大丈夫。
陽菜は一人じゃないんだから。
俺も陽菜が一番の力を発揮できるように祈ってるよ。
それに…お腹の子も【ママ頑張れ】って応援してるよ!」