学生結婚しちゃいました


すると……頭の上に柔らかな光が覆った。


向こう……光の方に行けば…身体に戻れるかもしれない…。




そう思って、光の方に進もうとすると…

俺の手を見知らぬ男の子が掴んだ。



5歳くらいだろうか…髪の毛は茶色でフワフワで、目もクリクリで、とても可愛い男の子だった。




「そっちは違うよ。」




そう一言だけ言うと、俺の手を引っ張って、光とは反対方向に連れて行ってくれた。




< 292 / 345 >

この作品をシェア

pagetop