君の声が聴きたい(仮)

二人はたくさんの愛情を注ぎながら圭を育てた。

そして、圭は三才になり幼稚園に入園した。

物心がつきはじめて圭は人見知りが強くなった。

お父さんとお母さんには甘えることができるのだが、たまに会うおじいちゃんやおばあちゃんには自分から側にいくこともできずお母さんにぴったりとくっついていた。

なので少し心配ではあったが、お父さんの方が昔からそんな性格であった為そこまで気に止めずにいた。
< 4 / 26 >

この作品をシェア

pagetop