君の声が聴きたい(仮)

その日の夜、お母さんはお父さんに幼稚園のことを話した。

「圭、やっぱりまだ慣れてないみたい。
まぁ、先生は『中には半年以上経っても慣れない子もいますよ~』って言ってたけど・・」

「そっか~
まぁ、先生がそう言ったなら大丈夫じゃないか?
それにまだ三才なんだし親と一日一緒にいて甘えたいんだよ。
来年には慣れてるだろ。」

「そうよね・・」

二人はそんな話を終え眠りについた。


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