恋のカタチ
色―イロ

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「ねぇ~心、」

「ん、なぁに?」

さっきの授業は、体育。
愛美は、さっきまで着ていた体操着を脱ぎながら
私に話しかけてきた。

「最近、大道寺クンと話してなくない?」

ギク!!

「なんか教室でも一緒にいるとこみなくなったし…」

私は、変な汗が出てきた気がした……。

そして、手に持っていたタオルを落としてしまった。

「そ、そんなこと…
「てか、避けてるよね!心のほうから!!」

…私の顔は、いつの間にか下を向き青くなる。

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