恋のカタチ
『俺は間違ったことは一つも言ってないし、それにあんたがバカで無責任で非常識なことは、わかりきったことじゃん。………ハッ、今更言われてもね。』
―淡々と喋りだす大道寺
「……~~~~~!!!!!!!!!!!」
―今にも爆発してしまいそう
な私
我慢よ、心。落ち着いて落ち着いて…
『バーカ』
――ブチっ
大道寺の最後の一言に私の我慢も限界となった。
「…あんたなんて、あんたなんて、大っ嫌いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」
私の叫びは、学校中に響いていった。
―〇月×日
彼―大道寺 茶兎 は
今日、私が生きてきたなかで、もっとも嫌いな男へと、なりました。
――印象は、最悪です。