恋のカタチ

階段を降りて、キッチンへいくと。そこには、ラップをかけられた朝食と、メモが残されていた。
―ムツキ兄からか…、
【心へ
おはよう。
今日は朝から大事な用事ができてしまって、心と朝食がとれなくなりました。
朝食は、朝作っておいたのでラップを外して食べて。

今日は、遅くなるかもしれないので夕飯は作っておいたから。冷蔵庫の中に入ってます。

なにかあったら、俺の携帯にかけてな。

それでは、いってきます。
兄より】


―律儀だなぁ…

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