闇にいる姫


そろそろ、イライラして来たんだけど…
てか、乱菊もあそびすぎ…
仕方ないな…


__ぴょん


__スタッ


「喧嘩は、ダメですよぉ」


ニコッと作り笑いをした。


竜神「…は?」


いやいや、そんなあきらかに嫌な顔をしないでよ。
私もやりたくてやってるんじゃないし…


乱菊幹部1「…姫鏵、何してるの?」


…いやいや…
他人のふりしてよ…


竜神「おい。そこの女、こいつらと知り合いか?」


いやいや、指差したらダメだろう…
こいつは、常識がないわけ?


乱菊幹部2「おい。姫鏵を“そこの女”って言うな」


いや、なんでキレてるわけ?
別に、なんて呼ばれようが関係ない。
だから、キレなくてもいいんだけど…


乱菊総長「姫鏵、これが全国のTOPのやつらなんだって?俺は、潰したい。今すぐに」


おーい…
殺気、バリバリ出てるけど…
ま、いいけど?


「んー。潰してもいいんじゃないかなぁ?みんなより、弱いしぃ?」


チラッと竜神をみながら言った。
案の定、竜神のメンバーは顔を真っ赤にして怒っているようだった。


竜神「さすがに、女でも許さない…‼︎」


あ。殴りかかってくる…
てか、スピード遅い…
本当にこいつらが全国のTOPなわけ…?
あり得ない…


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