涙恋〜甘えた幼なじみの忘れ方〜
黒髪でストレートの髪の毛。
長さは鎖骨くらいまで。
身長160cm。
一途だけど意気地なし。
二重の目も白い肌も怜の方が何千倍も可愛い。
「あんな幼なじみ…いらなかった。」
可愛すぎる幼なじみ。
「近くにいなければっ…」
あんな甘えた男子に…
「好きになんてっ…なって、なかった…っ、」
惚れてなかったはずなのに。
目を奪われたあの瞬間から、あたしは逃れることができず、いまだに囚われているのだ。
「怜君…マジック。」
あの可愛らしい笑顔が生み出す切ない恋の糸に、あたしは絡み取られて逃れることができていない。