男恐怖症の私と女恐怖症のあいつ。
誰かから後ろにひっぱられて、抱きしめられた。


「俺の彼女になんのよう?」


こ、この声は…


「転入せむぐっ!」


口を塞がれた。



「さっさとちれおらぁ!」



「ちっ、なんだよー」
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