男恐怖症の私と女恐怖症のあいつ。
ご飯を食べ終わった。


「お前料理うめーな。」


「あ、うん、ありがと。」



私は食器を片付けはじめた。


「俺がやるって」


あっ、手が触れ「ぎゃぁぁあああ!」


!?!?!?


今の叫び声は私じゃないわよ。朝日くん。


「…あんた、やっぱ女だめなんじゃん。」


「…だな。特別とかないんだな…。」
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