<完>復讐Start 【続】
ーーギュ
琉衣「!?」
泣いている私を何かが包み込んだ。
琉衣「・・頑杜」
頑杜「・・泣かないでください。俺がいますから。・・琉衣さんが死ぬときは俺も死にます。だから、何も・・怖がらなくていいですよ・・。琉衣さん・・」
頑杜が言った言葉は、胸に凄く響いた。
でも・・頑杜は死ぬのが怖い。だから今身体はカタカタと震えている。身体は正直。
琉衣「・・有難う。でもね、頑杜には家族がいる。守らなくちゃいけない人がいる。だから・・死ななくてもいいんだよ?」
頑杜「嫌です!!守りたいのは、家族もそうだけど・・琉衣さんもです!!!琉衣さんがいたから・・琉衣さんのために・・何だってします!!!!」
頑杜・・。
頑杜「・・琉衣さんに弱音は似合いません。琉衣さんは、強気が似合います。琉衣さんは俺の憧れでもあり、好きなんです・・。だから・・弱音なんて吐かないでください。」