<完>復讐Start 【続】



ーーギュ



琉衣「!?」


泣いている私を何かが包み込んだ。



琉衣「・・頑杜」



頑杜「・・泣かないでください。俺がいますから。・・琉衣さんが死ぬときは俺も死にます。だから、何も・・怖がらなくていいですよ・・。琉衣さん・・」


頑杜が言った言葉は、胸に凄く響いた。


でも・・頑杜は死ぬのが怖い。だから今身体はカタカタと震えている。身体は正直。


琉衣「・・有難う。でもね、頑杜には家族がいる。守らなくちゃいけない人がいる。だから・・死ななくてもいいんだよ?」



頑杜「嫌です!!守りたいのは、家族もそうだけど・・琉衣さんもです!!!琉衣さんがいたから・・琉衣さんのために・・何だってします!!!!」




頑杜・・。



頑杜「・・琉衣さんに弱音は似合いません。琉衣さんは、強気が似合います。琉衣さんは俺の憧れでもあり、好きなんです・・。だから・・弱音なんて吐かないでください。」



< 192 / 286 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop