あたしは愛に嘘をつく

教室を出て下駄箱を通り過ぎようとした

その時一


「あ!やべ、携帯忘れた!! ちょっととって

くるから待ってて!」


あんなこと言ったのに、と微笑んでしまう


「わかった、待ってるよ」


…今思えばこれがすべての始まりだった

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