あたしは愛に嘘をつく



あたしは焦っていたのかな


あの日、初めてキスをしようとした


翔とキスがしたかった


何も言わず抱きついたあたしは


そのまま顔をあげた


「…ねぇ、こんな事いうのもなんだけど」


勇気を出した


「キス…しようよ。」


彼の驚いた顔に


あたしも思わず顔をうつむけてしまった。


そしてあたしの部屋へ


誰もいない部屋。

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