無口な同期とイチャラブ♡オフィス
ドキドキしてきた胸が、苦しくてたまらない。
私を見ながら楽しげに目を細めてる優吾に、好きって云う気持ちがジャブジャブ溢れて止まらない。
なんかもう、今ここで「好き」って伝えちゃいたいな。
熱に浮かされたような頭で必死に今ここは会社だという事を思い出し
「そっそんじゃあ、詳しい事はまた後でね!!海楽しみだね!」
と優吾に必要以上に大きな声で告げてから私は事務所を駆け出した。
私がでかい声で言ってしまったせいで、優吾はその場に居た安田さんに
「あら、みんなで海行くの?若い子はいいわねえ」
なんて絡まれてしまって、悪いことをしたと思いながら。
楽しみだった夏休みはもっともっと楽しみになって、私はこの日1日ずっとニヤニヤとドキドキが収まらなかった。