無口な同期とイチャラブ♡オフィス
「おまたせー!パラソルありがとうー」
既に熱くなってきてる砂の上をビーチサンダルでフカフカと歩いて戻ると、ビーチパラソルの横にはレジャーシートとデッキチェアがセットされていて、休憩場所の確保が素晴らしく成されていた。
こういう時、やっぱ男子って頼りになるなぁ。
「お、りんりんも柴木ちゃんもかーわいい!やっぱ女子の水着っていいね~」
ジョージがこちらを見てデレっと目尻を下げる。欲望に忠実な表情だなぁ。褒められて嫌な気はしないけど。
そんなことより!
私はドッキンドッキン高鳴る胸を抑えながら、そっと優吾の方に目を向ける。うう。緊張する。ううう。
ハラハラしながら見やった視線の先には、優吾が何か言いたそうにこちらを向いていて。
私とぱちっと目が合うと、照れくさそうに口元を綻ばせながら
「可愛いね」
と、言ってくれた。