無口な同期とイチャラブ♡オフィス
「柴木ちゃんとジョージへのお土産、どっちをどっちにしようかなー」
帰りの電車で、私は南国鳥の羽飾りキーホルダーと、うどん風タオルを両手に掲げて優吾に聞いた。
「うどん風タオル変だよね。ただ白いだけだし」
「だよね。よし、じゃあタオルをジョージにして柴木ちゃんには羽飾りあげようっと」
そんな楽しい会話を交わしながら、ガタンゴトン、電車は幕張の街へと向かってる。
窓の外は夕暮れ。太陽が沈むまでカウントダウン開始って感じ。
晩ごはんは優吾の部屋で作る事にした。これも節約だし、それに彼氏の部屋で料理ってすごいワクワクイベントだよね。でも。
「うどん食べ過ぎてあんましお腹空いてない」
「僕も。軽くお酒とおつまみとかにしとこうか」
うどんを食べ巡りすぎたせいで、計画はお酒中心へとちょっと変更になった。