無口な同期とイチャラブ♡オフィス
――今日は、たくさんの優吾を知れたなあ。
眠る優吾の大きな懐で、身体を丸め目を閉じながら幸せだった1日を振り返った。
優吾の右手は私の頭の上。ずっと髪を撫で続けてくれて、そのまま寝ちゃった。
ちょっと重たいけど、その重みが心地好かったり。
私の彼氏は無口で優しくて、ゆったりしてる様に見えるけど彼女には甘えん坊で凄く淋しがりやで。
動物も植物もうどんも大好きで、でも1番好きなのは私のことで。
あと、貧乳でも全然気にしない懐の深さを持っている。
うーん、すんごく好きだなあ、って今夜何回思ったか分からない感想をしみじみ繰り返してしまう。
温かな優吾の身体に包まれて、溢れんばかりの好きに埋め尽くされながら眠った夜は
いつかずっと前に想像した、森の大木の巣穴で幸せそうに眠る小動物の夢を見た。