無口な同期とイチャラブ♡オフィス
そして、正面からきゅっと抱きしめ私の肩口に顔をうずめる。
「いい匂い」
耳元で囁いた唇が、そのまま首筋をチュッとついばんだ。
「ひゃ…!」
思わず声が出てしまって、大慌てで自分の口を押さえる。
ヤバいヤバい。ジョージがいるんだってば。
なのに優吾はおかまいなしに唇を今度は耳に這わせてくるから、たまったもんじゃない。
「優吾、ダメだよー。声出ちゃう。ジョージ起きちゃう」
「ちょっとだけ」
私、優吾の甘えん坊ぶりを舐めてたかもしれない。
声が出ないようにキスで口を塞がれながら、長い指はTシャツの下へもぐりこんでフニフニを始める。
必死で声を抑えて、突然開くんじゃないかとドアを気にして、もしや起きてないかと物音を気にして。
そんなヒヤヒヤした気持ちは、優吾の大きな身体に抱えられた途端、弾け飛んでしまったんだけども。