無口な同期とイチャラブ♡オフィス
ムッカー!!『チビっこい』って言った!初対面のオッサンが『チビっこい』って!私チビじゃないし!全っ然チビじゃないし!
ていうか幾らなんでも小学生と間違えるほど小さくないし!そもそも制服着てるし!絶対わざとだー!
「しっ、しししし失礼じゃないですか!!幾らなんでも小学生と間違えるだなんて!」
握りしめた拳をプルプル震わせながら私は怒ってると言うのに、目の前のオッサンは楽しそうに笑って
「やあ、ごめんごめん。お嬢ちゃんが子供みたいに可愛かったもんで、つい」
なんて言いながら、なれなれしく頭をポンポンと叩いてきた。だから、子供扱いするな!
「……何してるの?」
沸点まで上がった怒りのボルテージを下げるように、聞きなれた声が心配そうに私の耳に届いた。
「か、風間くんー!!」
振り返ると明らかに怪訝な顔をしている優吾の姿が。私は半泣きになって彼の元へ駆け寄った。