無口な同期とイチャラブ♡オフィス
「風間くん!さっきはありがとう、助かったよ!」
「わ、ビックリした」
背後から突然声を掛けたので驚かせてしまったようだ。ビックリした優吾が紐から手を離したロールカーテンがスルスルっと戻っていってしまった。ごめん。
「あ、ごめんね。えと、さっきのお礼が言いたくってさ。どうもありがとうね」
「ああ。どういたしまして」
優吾はこちらを見て頷いてから、再びスルスルとカーテンを降ろし始めた。
私も隣のロールカーテンの紐を引いて手伝いながら、優吾に尋ねる。
「ねえ、ああやって内線で在庫とか聞くの迷惑じゃない?」