無口な同期とイチャラブ♡オフィス


「え?」

「僕も、作業中とかにお客様に販売契約頼まれて、周りに販売部の人がいなくて困った事あるから。そういう時、西島さんに連絡していい?」


優吾が全部言い切る前に、私はコクコクと何回も首を縦に振っていた。ちょっと振りすぎて恐かったかもしれない。


「いいよ!もちろん!全然まかせて!すぐ飛んでいくから!!」


威勢よく答えて胸を叩いたら紐から手が離れて、降ろしかけのロールカーテンがスーッと上がっていった。それを見て優吾が可笑しそうに吹き出す。


「ありがとう、良かった」


キンキラの西日に照らされた優吾の笑顔が眩しい。嬉しい。なんか、好き。

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