無口な同期とイチャラブ♡オフィス


そーだよ。ウジウジ考えてるくらいなら本人に聞いてみよう。

優吾の口から聞いて、のろけられた方がいっそキッパリあきらめられる!……と思う。


やっぱり私の恋は早送りだ。ひとりで悩んだり考えたりって性に合わない。

どうせ受けるならちまちましたショックより、でっかいショックの方がいいや。その方がサッパリあきらめられる!……と思う。


「よっしゃ!今日の仕事が終わったら優吾に突撃しよう!」


鏡の前でぺチンと頬を叩いて気合を入れ、私はシャキッと背筋を伸ばしてから仕事へ戻った。


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