いつかきっと


「あ、ちょっと、小春!?」


私はお母さんの声を無視して、家をとびだした。

もう外は真っ暗なのに。



雨上がり独特のにおい。


ピチャピチャと水はねの音。


どこかの家からにおうカレーの香り。



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