いつかきっと

自分の長財布からキラキラの100円玉を取り出して、機械にいれる。


……ポンッ。


わずか3秒でおみくじがでてくる。



『吉 第八十二番』


おみくじの一番大きい文字でそう書かれてあった。


吉……。


なんか、微妙かも……。



「きゃ~、私、大吉!小春は!?」



隣でさわぐ香鈴が私が持つおみくじをのぞきこんできた。



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