優しい輝き

泣き虫。




私は泣くのを我慢した

毎日毎日。思い出す度に


私の帰り道は前に優くんと歩いた道を通るけど

思い出してばかりで泣いてちゃダメだ

と思い登下校の道を変えた。



日に日に優くんを思い出す回数を減らした。優くんは、忘れよう。

さようなら、って思いを込めた



でも何故か、物足りなかった。



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