ピアノソナタ〜私がピアノに触れたとき〜
「社長、会議のお時間です」
「わかったわ」
先ほどのアラフォー女性が社長を向かえに来たみたい。
もう そんな時間になったんだ。
「琴羽ちゃんだっけ…、
奏斗くんのお願いで3ヶ月間、ピアノの練習に付き合って欲しいってことなんだけど…」
奏斗さまが…。
「週に1回、私の事情で何曜日になるか わからないので連絡先を教えてもらえるかしら」
「はい」
社長は淡いピンクのガラケーをあたしに差し出し
「簡単ケータイだけど私には簡単じゃないから、私のケータイに試しにTELをしてちょーだい」
「はい」
1人で練習するより かなり貴重な時間になった。
「それじゃ時間が空いたとき また来てね」
「また、よろしくお願いします」
心からの お礼をして超高層ビルをあとにした。
「お家までじゃなくて いいのかしら…」
「学校に自転車 置いたままなので正門でお願いします」
アラフォー女性が かわいい からし色のコンパクトカーで送って下さった。
「今日は お世話になりました」
「いーえ、たぶん来週も私がお向かえに来るかもしれないから、また今度ね」
「えー それは申し訳ないです。
電車で行くので大丈夫です」
「ダメよ、奏斗くんのお願いだもの。
琴羽ちゃん家から 結構 距離があるので送迎を頼まれてるの」
「……。
それは…
…はい、お言葉に甘えさせて頂きます」
「じゃあね」
「ありがとうございました」
奏斗さまの目的がわからない。
なぜ そこまで あたしに尽くしてくれるのか…。
その気持ちに こたえるには
優勝
だだ それだけ。
なんてったって
賞金までついてくるし!
やっぱり 1番 気持ちを盛り上げてくれるのは これよね。
これしかない。
今日のアドバイスを忘れないよう
明日になったら修道院に行って復習しよう。
PM9:00頃
楽しみに待ちわびたblessのTV出演。
「やだー!
かっこいい」
勤務時間を終えた律井さんと2人でTVにかじりつくように見つめる。
花音は
『あの おにいさんたち かっこいい!』
と楽しみにしてたけど眠気に勝てず 夢の中。
録画もばっちりだし、花音だけじゃなく あたしも何回も再生して見いってしまいそう。
7人の個性がぶつかりあうことなく うまく調和される。
オーケストラメンバーをバックに華麗に披露する奏斗さま。
今日はリーダーよりも奏斗さまを目で追ってしまう。
いつの日かblessをバックにドレス姿で指揮をとる社長を拝めるときが来るのかな。
それは 近いうちに実現しそうな気がする。
なぜか そう思う。
☆☆☆☆☆
窓ガラスを激しく叩く大粒の雨。
まだ 夜明けが来ないかのような薄暗い 闇が広がる。
こんなに大雨じゃ 自転車に乗る気になれない。
勉強の生き抜きにスマフォで本日の天気を確認すると正午には快晴らしい。
午前中に学校の課題を済ませよう。
そうしたら 心の不安が解消されて ピアノに専念できる。
「ふぅ〜 終わったー」
心に引っ掛かる重い物が取れ
心が軽くなった。
そして窓を覗くと
さっきまでの雨がウソのように太陽がさんさんと笑ってる。
しかも肌寒かったのに
太陽が顔を見せたら むしむしした暑さになった。
「おねえちゃーん、おひるだよ」
「うん、わかった」
…あれ 花音がいる
今日は保育園に行かなかったんだ。
まあ、すごい 雨だったしね。
律井さんが作ってくれたお昼は、玉子のサンドウイッチに たっぷり きのこのパスタ。
「おいしそう」
玉子と きのこ類は あたしの好きなもの。
早くも あたしが好きなものを把握してくれてる。
「「いただきます」」
たっぷり きのことバター醤油の風味が絶妙!
「律井さんってレインコート、持ってるんですか?」
「ありますよ」
「そうならいいんです」
「3ヶ月間、土曜日は保育園に行かなくても良いと亮太さんに許可をいただきました」
「そーゆうことですか」
土曜日は保育園に行くコ少ないんだよね。
本当だったら家でゆっくり くつろぎさせたかったから…
律井さんが来てプラスのことばかり。
「お昼食べたら、ピアノの練習に行って来ます」
「わかりました、気を付けて行ってらっしゃい」
歯をみがき、身支度を整え
いざ 修道院へ!
「あつ〜」
太陽の照りつけが暑い。
陽炎(かげろう)まであり 夏の訪れを感じる。
修道院の礼拝堂に行くと何人ものシスターが急がしそうに行きかっていた。
近くを通りかかった、新入りの若いシスターに たずねると
「急きょ、葬儀が入ったんですよ〜。
私、初めてのことで ばたばたしちゃって すみませーん。
それじゃ」
「ありがとうございました」
葬儀は いつも突然のことだし…。
音楽ホールに行こう!
修道院の後ろに回り音楽ホールのドアに手を伸ばすと…
三味線…
じゃない、たしか三味(さんせん)っていう沖縄の楽器の音色が
琉球音楽みたいな楽しそうな音楽がこぼれてきた。
今日って第2土曜日…
毎月第2土曜日は音楽祭を開催してるって説明して頂いたっけ。
夕方には終了するから また改めて来よう。
でも、今 すぐにピアノに触れたくて たまらない!
併設してる児童養護施設には電子ピアノとエレクトーンがあったけど…
ピアノとは少し感覚が違うかもしれないけど…
オモチャの少ない施設だし、電子ピアノもエレクトーンも大切な子供たちの遊び道具でもある。
あたしが1人で独占するわけにはいかない。
もらい物をさらにあげることになるけど
今度、花音のオモチャを寄贈させていただこう。
今すぐピアノに触れたい!
と、気持ちをどうしても おさえられない。
あてもなく 自転車を押しながら ふらふら歩いてたら
「青柳さん!」
「…へっ」
あたしを呼ぶ声がした右後ろを振り向くと
「笛吹くん…」
道路を挟んで向こう側にコンビニの袋を持った笛吹くんがいた。
笛吹くんが近くの横断歩道を渡り、あたしのとこに駆けつけて来てくれた。
「誰かと待ち合わせ?」
「違う、そこの修道院に用があっただけ」
「そう…」
「笛吹くんは?」
「オレはここから家が近くだし、ばあちゃんが暑いから ところてん食べたいってゆーから そこのコンビニで買って来たとこ」
………
笛吹くんの顔を見ると、人間とは不思議なもので都合よくパーティー会場へ向かう会話を思い出す。
…笛吹くん家って平安時代から続く楽家の家系で笛吹くん自身もピアノをたしなんでるって…。
2人は、どこからイケメン情報を仕入れてくるのか謎だけど
一筋の光が心に射し込む。
「笛吹くんって今日、暇ですか?」
「暇だけど…」
「笛吹くん家ってピアノある?」
「アップライトとグランドピアノ、電子ピアノがあるけど…」
「すごい!
そんなにあるなんて!」
神様は あたしに希望を下さった。
「笛吹くん家にお…」
♪♪♪〜
シンプルな着信音が鳴り響く。
どーやら あたしのスマフォらしい。
おばあちゃん お手製キルト生地の手提げバックからスマフォを取り出すと律井さんからの着信だった。
「はい もしもし」
『さっきオモチャ屋さんから注文の品が入りました、と お電話がありまして』
入ってきたんだ!
「近所の商店街のオモチャ屋さんにミニグランドピアノを一週間前に注文したんです」
『お買い物ついでに私が取りに行きますね』
「ありがとうございます、助かります。
お会計は済んでますのでよろしくお願いします」
良かった〜。
小さいながらも あのコがあるのとないとじゃ気持ち的にも違うんだよね。
1年半前も先代のコに かなり助けてもらった。
「青柳さん、スマフォ 持ってたんだ」
「えっ… これは持ってるってゆうか…
預けて頂いてるってゆーか…」
ピアノコンクールで優勝出来たら、公(おおやけ)にしようとしてたのに…。
「親の借り物?」
「うん、そんなもん」
「ふ〜ん」
「それよりもピアノの練習がしたいので笛吹くん家にお伺いさせて頂けませんか?」
「かまわないけど…
なんだデートの誘いかと思った」
…デートって
あたしの顔が赤くなる。
好きな人が出来ても そんな大胆なこと自分からは出来ない。
修道院からほどないとこに笛吹くん家があったがその大きさに圧倒される。
「笛吹くん家っておっきいね…」
敷地に入ってすぐ池があり何匹もの鯉が優雅に泳いでる。
「そうかな、でも じいちゃんが代々、家を相続するたびに畑がなくなってくって嘆いてた」
畑まであるなんて…。
この家ならピアノ3台も置き場所に困らない。
「じいちゃん、ばあちゃんしかいないから あがって」
「おじゃまします」
笛吹くんにリビングに案内された。
そのリビングにはグランドピアノが真ん中に どっしりと待ちかまえていた。
「じいちゃん、ばあちゃんは奥の座敷にいて、ところてん渡してくる。
ピアノは好きなだけ練習してて かまわないから」
「ありがとう」
やっとピアノに触れられる。
でも今はピアノよりも興味はガラスケースに ずらーと飾られた、たくさんのトロフィーへと…。
すっごいトロフィーとメダルの数!
この1番大きなトロフィーは お兄さんの名前かな。
やっぱ楽家の家系だけあり たくさんのコンクールを制覇してるんだな。
先代から続く秘伝のタレじゃないけど、伝統工芸品じゃないけど目に見えない何かを引き継いでるんだね。
ふと、1つのトロフィーに目が止まる。
「わかったわ」
先ほどのアラフォー女性が社長を向かえに来たみたい。
もう そんな時間になったんだ。
「琴羽ちゃんだっけ…、
奏斗くんのお願いで3ヶ月間、ピアノの練習に付き合って欲しいってことなんだけど…」
奏斗さまが…。
「週に1回、私の事情で何曜日になるか わからないので連絡先を教えてもらえるかしら」
「はい」
社長は淡いピンクのガラケーをあたしに差し出し
「簡単ケータイだけど私には簡単じゃないから、私のケータイに試しにTELをしてちょーだい」
「はい」
1人で練習するより かなり貴重な時間になった。
「それじゃ時間が空いたとき また来てね」
「また、よろしくお願いします」
心からの お礼をして超高層ビルをあとにした。
「お家までじゃなくて いいのかしら…」
「学校に自転車 置いたままなので正門でお願いします」
アラフォー女性が かわいい からし色のコンパクトカーで送って下さった。
「今日は お世話になりました」
「いーえ、たぶん来週も私がお向かえに来るかもしれないから、また今度ね」
「えー それは申し訳ないです。
電車で行くので大丈夫です」
「ダメよ、奏斗くんのお願いだもの。
琴羽ちゃん家から 結構 距離があるので送迎を頼まれてるの」
「……。
それは…
…はい、お言葉に甘えさせて頂きます」
「じゃあね」
「ありがとうございました」
奏斗さまの目的がわからない。
なぜ そこまで あたしに尽くしてくれるのか…。
その気持ちに こたえるには
優勝
だだ それだけ。
なんてったって
賞金までついてくるし!
やっぱり 1番 気持ちを盛り上げてくれるのは これよね。
これしかない。
今日のアドバイスを忘れないよう
明日になったら修道院に行って復習しよう。
PM9:00頃
楽しみに待ちわびたblessのTV出演。
「やだー!
かっこいい」
勤務時間を終えた律井さんと2人でTVにかじりつくように見つめる。
花音は
『あの おにいさんたち かっこいい!』
と楽しみにしてたけど眠気に勝てず 夢の中。
録画もばっちりだし、花音だけじゃなく あたしも何回も再生して見いってしまいそう。
7人の個性がぶつかりあうことなく うまく調和される。
オーケストラメンバーをバックに華麗に披露する奏斗さま。
今日はリーダーよりも奏斗さまを目で追ってしまう。
いつの日かblessをバックにドレス姿で指揮をとる社長を拝めるときが来るのかな。
それは 近いうちに実現しそうな気がする。
なぜか そう思う。
☆☆☆☆☆
窓ガラスを激しく叩く大粒の雨。
まだ 夜明けが来ないかのような薄暗い 闇が広がる。
こんなに大雨じゃ 自転車に乗る気になれない。
勉強の生き抜きにスマフォで本日の天気を確認すると正午には快晴らしい。
午前中に学校の課題を済ませよう。
そうしたら 心の不安が解消されて ピアノに専念できる。
「ふぅ〜 終わったー」
心に引っ掛かる重い物が取れ
心が軽くなった。
そして窓を覗くと
さっきまでの雨がウソのように太陽がさんさんと笑ってる。
しかも肌寒かったのに
太陽が顔を見せたら むしむしした暑さになった。
「おねえちゃーん、おひるだよ」
「うん、わかった」
…あれ 花音がいる
今日は保育園に行かなかったんだ。
まあ、すごい 雨だったしね。
律井さんが作ってくれたお昼は、玉子のサンドウイッチに たっぷり きのこのパスタ。
「おいしそう」
玉子と きのこ類は あたしの好きなもの。
早くも あたしが好きなものを把握してくれてる。
「「いただきます」」
たっぷり きのことバター醤油の風味が絶妙!
「律井さんってレインコート、持ってるんですか?」
「ありますよ」
「そうならいいんです」
「3ヶ月間、土曜日は保育園に行かなくても良いと亮太さんに許可をいただきました」
「そーゆうことですか」
土曜日は保育園に行くコ少ないんだよね。
本当だったら家でゆっくり くつろぎさせたかったから…
律井さんが来てプラスのことばかり。
「お昼食べたら、ピアノの練習に行って来ます」
「わかりました、気を付けて行ってらっしゃい」
歯をみがき、身支度を整え
いざ 修道院へ!
「あつ〜」
太陽の照りつけが暑い。
陽炎(かげろう)まであり 夏の訪れを感じる。
修道院の礼拝堂に行くと何人ものシスターが急がしそうに行きかっていた。
近くを通りかかった、新入りの若いシスターに たずねると
「急きょ、葬儀が入ったんですよ〜。
私、初めてのことで ばたばたしちゃって すみませーん。
それじゃ」
「ありがとうございました」
葬儀は いつも突然のことだし…。
音楽ホールに行こう!
修道院の後ろに回り音楽ホールのドアに手を伸ばすと…
三味線…
じゃない、たしか三味(さんせん)っていう沖縄の楽器の音色が
琉球音楽みたいな楽しそうな音楽がこぼれてきた。
今日って第2土曜日…
毎月第2土曜日は音楽祭を開催してるって説明して頂いたっけ。
夕方には終了するから また改めて来よう。
でも、今 すぐにピアノに触れたくて たまらない!
併設してる児童養護施設には電子ピアノとエレクトーンがあったけど…
ピアノとは少し感覚が違うかもしれないけど…
オモチャの少ない施設だし、電子ピアノもエレクトーンも大切な子供たちの遊び道具でもある。
あたしが1人で独占するわけにはいかない。
もらい物をさらにあげることになるけど
今度、花音のオモチャを寄贈させていただこう。
今すぐピアノに触れたい!
と、気持ちをどうしても おさえられない。
あてもなく 自転車を押しながら ふらふら歩いてたら
「青柳さん!」
「…へっ」
あたしを呼ぶ声がした右後ろを振り向くと
「笛吹くん…」
道路を挟んで向こう側にコンビニの袋を持った笛吹くんがいた。
笛吹くんが近くの横断歩道を渡り、あたしのとこに駆けつけて来てくれた。
「誰かと待ち合わせ?」
「違う、そこの修道院に用があっただけ」
「そう…」
「笛吹くんは?」
「オレはここから家が近くだし、ばあちゃんが暑いから ところてん食べたいってゆーから そこのコンビニで買って来たとこ」
………
笛吹くんの顔を見ると、人間とは不思議なもので都合よくパーティー会場へ向かう会話を思い出す。
…笛吹くん家って平安時代から続く楽家の家系で笛吹くん自身もピアノをたしなんでるって…。
2人は、どこからイケメン情報を仕入れてくるのか謎だけど
一筋の光が心に射し込む。
「笛吹くんって今日、暇ですか?」
「暇だけど…」
「笛吹くん家ってピアノある?」
「アップライトとグランドピアノ、電子ピアノがあるけど…」
「すごい!
そんなにあるなんて!」
神様は あたしに希望を下さった。
「笛吹くん家にお…」
♪♪♪〜
シンプルな着信音が鳴り響く。
どーやら あたしのスマフォらしい。
おばあちゃん お手製キルト生地の手提げバックからスマフォを取り出すと律井さんからの着信だった。
「はい もしもし」
『さっきオモチャ屋さんから注文の品が入りました、と お電話がありまして』
入ってきたんだ!
「近所の商店街のオモチャ屋さんにミニグランドピアノを一週間前に注文したんです」
『お買い物ついでに私が取りに行きますね』
「ありがとうございます、助かります。
お会計は済んでますのでよろしくお願いします」
良かった〜。
小さいながらも あのコがあるのとないとじゃ気持ち的にも違うんだよね。
1年半前も先代のコに かなり助けてもらった。
「青柳さん、スマフォ 持ってたんだ」
「えっ… これは持ってるってゆうか…
預けて頂いてるってゆーか…」
ピアノコンクールで優勝出来たら、公(おおやけ)にしようとしてたのに…。
「親の借り物?」
「うん、そんなもん」
「ふ〜ん」
「それよりもピアノの練習がしたいので笛吹くん家にお伺いさせて頂けませんか?」
「かまわないけど…
なんだデートの誘いかと思った」
…デートって
あたしの顔が赤くなる。
好きな人が出来ても そんな大胆なこと自分からは出来ない。
修道院からほどないとこに笛吹くん家があったがその大きさに圧倒される。
「笛吹くん家っておっきいね…」
敷地に入ってすぐ池があり何匹もの鯉が優雅に泳いでる。
「そうかな、でも じいちゃんが代々、家を相続するたびに畑がなくなってくって嘆いてた」
畑まであるなんて…。
この家ならピアノ3台も置き場所に困らない。
「じいちゃん、ばあちゃんしかいないから あがって」
「おじゃまします」
笛吹くんにリビングに案内された。
そのリビングにはグランドピアノが真ん中に どっしりと待ちかまえていた。
「じいちゃん、ばあちゃんは奥の座敷にいて、ところてん渡してくる。
ピアノは好きなだけ練習してて かまわないから」
「ありがとう」
やっとピアノに触れられる。
でも今はピアノよりも興味はガラスケースに ずらーと飾られた、たくさんのトロフィーへと…。
すっごいトロフィーとメダルの数!
この1番大きなトロフィーは お兄さんの名前かな。
やっぱ楽家の家系だけあり たくさんのコンクールを制覇してるんだな。
先代から続く秘伝のタレじゃないけど、伝統工芸品じゃないけど目に見えない何かを引き継いでるんだね。
ふと、1つのトロフィーに目が止まる。