クールな彼と放課後の恋
私たちに気を使って、稲瀬はバイトを始めた…
嬉しいんだけど、ちょっと複雑かも…
だってバイトってことは…
帰りとか遅くなるんだよね?
ってことは、稲瀬と一緒にいられる時間て、今よりも減るってこと。
それはちょっと寂しいな。
次の日
ジュー……
夕方
私はいつものようにキッチンに立ち、夕食を作っていた。
今日からバイトの稲瀬は、お昼頃出かけていった。
帰る予定は6時。
もうすぐ6時になるから、稲瀬が帰るまであと少し…
稲瀬が出かけてから、時間が経つのがなんだか遅く感じる…
「陽葵姉!今日のメシなに~!?」
!
すると、リビングにいた修君がキッチンにやってくる。
修君は最近私のことを“陽葵姉”と呼び、よく話しかけてくるようになり、仲良くなった。
「悠君て何時頃帰って来る?宿題見て欲しいんだよね」
リビングで宿題を開きながら、日向が私に聞いた。
「6時って言ってたけど…」
「そう!じゃあもうすぐ帰って来るね!」
日向は宿題を閉じて、リビングのテーブルを片付けていた。
修君と同じように、
日向も稲瀬にすごくなついていて、よく勉強を教わったりしている。
日向には…お兄ちゃんができたみたいだ。
呼び方も“悠君”て、下の名前で呼んでるし……
私は、それがちょっと羨ましかったりする。
私も稲瀬のこと“悠”って呼びたい!
嬉しいんだけど、ちょっと複雑かも…
だってバイトってことは…
帰りとか遅くなるんだよね?
ってことは、稲瀬と一緒にいられる時間て、今よりも減るってこと。
それはちょっと寂しいな。
次の日
ジュー……
夕方
私はいつものようにキッチンに立ち、夕食を作っていた。
今日からバイトの稲瀬は、お昼頃出かけていった。
帰る予定は6時。
もうすぐ6時になるから、稲瀬が帰るまであと少し…
稲瀬が出かけてから、時間が経つのがなんだか遅く感じる…
「陽葵姉!今日のメシなに~!?」
!
すると、リビングにいた修君がキッチンにやってくる。
修君は最近私のことを“陽葵姉”と呼び、よく話しかけてくるようになり、仲良くなった。
「悠君て何時頃帰って来る?宿題見て欲しいんだよね」
リビングで宿題を開きながら、日向が私に聞いた。
「6時って言ってたけど…」
「そう!じゃあもうすぐ帰って来るね!」
日向は宿題を閉じて、リビングのテーブルを片付けていた。
修君と同じように、
日向も稲瀬にすごくなついていて、よく勉強を教わったりしている。
日向には…お兄ちゃんができたみたいだ。
呼び方も“悠君”て、下の名前で呼んでるし……
私は、それがちょっと羨ましかったりする。
私も稲瀬のこと“悠”って呼びたい!